2005年8月号
【表 紙 説 明】
中性子やブラックホールのまわりの降着円盤から噴出する磁気タワージェトの様子。どちらも降着円盤(青)からぐるぐる巻きの磁力線(白い実線)が延びている。このような磁力線構造を磁気タワーと呼ぶ。磁気タワーは光速の数十%程度で降着円盤から噴出し、同時にポインティングフラックスと呼ばれる電磁的なエネルギーの噴出(淡い青)も起こる。このように異なる磁場構造を持つ天体から、磁気タワー型宇宙ジェットが噴出することがコンピューターシミュレーションによって分かった。(EUREKA 「降着円盤から噴出する磁気タワージェット参照」)
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