2006年11月号
【表 紙 説 明】
東京学芸大学の研究グループは,写真乾板のデータベースである Digitized Sky Survey I に天文学の伝統的な研究手法であるスターカウント法を適用することにより,定量的な暗黒星雲の全天アトラスを作成した.この暗黒星雲のアトラスは,過去に例を見ないほど精密なものであり,「暗黒星雲の伊能図」と称されている.表紙の図は,銀河中心方向の暗黒星雲の分布を可視光の減光量(Av)の分布として描き出したものである.(SKYLIGHT「天空の地図帳,ついに完成!」参照)
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