2007年5月号
【表 紙 説 明】
日本5番目のX線天文衛星「すざく」に搭載されたX線CCD(XIS)がとらえたTeVガンマ線未同定天体 HESS J1804-216 の硬X線画像(中央).XISは拡がったX線天体に対して世界最高レベルの検出感度を誇り,世界で初めてTeVガンマ線未同定天体のX線対応天体の検出・または厳しい上限値の決定を可能にした.その結果,TeVガンマ線未同定天体の一部はX線では本当に「暗く」,ガンマ線でのみ輝く「暗黒加速器」である可能性を世界で初めて示した.左上図はTeVガンマ線望遠鏡H.E.S.S. による同天体の画像(HESSチーム提供).緑四角はXISの視野を表す.(特集記事『「すざく」で追う謎の天体“暗黒”加速器』参照)
表紙絵説明
背 景:ベビーロケットの打ち上げ実験で秒読みをする糸川教授(1955年11月)
(JAXA宇宙科学研究本部提供)
挿入絵:「まぼろしの鳥にのって空をとぼう」滋賀県草津市立笠縫東小学校4年生提供
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