2011年9月号
すばる望遠鏡+MOIRCSを用いてSSA22天域の赤方偏移3.1原始銀河団を観測した結果,巨大ライマンα輝線ガス雲(LAB)に多数の近赤外対応天体が検出された.可視狭帯域フィルターによるライマンα光(0.50ミクロン)を青,可視Rバンド(0.65ミクロン)を緑,近赤外線Kバンド(2.2ミクロン)を赤として疑似3色合成した.画像の一辺は35秒角(赤方偏移3.1で約270キロパーセクに相当)である.
(可視画像提供:松田有一氏,画像作成:鍛冶澤賢氏)
(MOIRC 特集「MOIRCSで探る赤方偏移3.1原始銀河団」記事参照)
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