105巻10月号表紙

2012年10月号表紙

2012年10月号

すばる望遠鏡の主焦点カメラSuprime-Camによって捉えられた,すばる深宇宙探査領域における127億光年かなたの銀河の分布.1辺がおよそ30分角の非常に広い領域を写し出しています.白丸は127億光年かなたの銀河を表し,背景の色はその銀河の疎密を表します.銀河が密集している領域ほど赤色で表しており,画像下側に銀河が非常に密集している領域があることに気がつきます.その領域は平均と比較して5倍も多くの銀河が存在しており,127億光年かなたの原始銀河団が存在していることが確かめられました.これは現在発見されている原始銀河団のなかで最も遠いものです.
(EUREKA記事「127億光年かなたの原始銀河団」参照)
背景はアルヒェンホルト天文台です.


巻頭グラビア

世界の鏡から   PDF
巻頭グラビア説明   PDF

EUREKA

127億光年かなたの原始銀河団 利川 潤  蔵出し
太陽系外惑星の直接観測に向けたバイナリー瞳マスク・コロナグラフの開発 櫨 香奈恵  蔵出し
鹿児島大学1m光赤外線望遠鏡による銀河系の研究 面高俊宏  蔵出し

天球儀

マイ・電波望遠鏡とExcelで電波地図を作る 工藤順次  PDF

短期連載

大阪教育大学金環日食プロジェクト
 1. 金環日食2012へ向けての取り組み
福江 純・梅津寛明・小倉和幸・小野里佳子・川端美穂・
貴村 仁・小林 弘・酒井大輔・塩田淳悟・白井みなみ・
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CosmoMC(Antony Lewis & Sarah Bridle) 山崎 大  PDF

書評

巨大ブラックホールと宇宙 紀 基樹  PDF
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雑報

日本天文学会 早川幸男基金による渡航報告書 Fermi/Swift Gamma-Ray Burst Conference 2012 柴田三四郎  PDF
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