2013年7月号
【表紙図説明】
2010年9月以来,太陽観測衛星「ひので」衛星と高校や公開天文台・科学館との共同観測「ひので衛星といっしょに太陽を観測しよう」が継続して行われている.図はその共同観測結果の一つ.左が慶応義塾高校の生徒が観測したHα太陽画像(日本時間2011年7月25日12時58分撮影)で,太陽の彩層やプロミネンスの様子がわかる.右はひのでのX線望遠鏡(XRT)が観測した太陽コロナの様子(同13時13分撮影).両方の画像では,北半球の中央部に明るい活動領域が存在している.共同観測に参加した高校生たちは,波長の異なる二つの画像を比べることで,このような活動領域はもちろん,プロミネンス付近の領域の彩層とコロナの関係を理解するよい機会となる.
(天球儀「ひのでといっしょに太陽を見よう」記事参照)
【人物絵】ウィリアム・ハーシェルです.
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