2014年8月号表紙 |
2014年8月号
【表紙図説明】
太陽コロナ中に浮かぶ数万度程度の低温プラズマの雲であるプロミネンスは,爆発的に惑星間空間へ放出されることがあります.この現象をプロミネンス放出現象と呼んでいます.プロミネンスは,例外なく太陽表面磁場の極性が反転する領域に現れます.そのためプロミネンスやその放出現象は,太陽表面磁場のグローバルな構造を示す指標として利用することができます.図は野辺山電波へリオグラフが観測した1999年2月25日の,太陽の北西のリムで発生したプロミネンス放出現象の画像です.野辺山電波へリオグラフは20年を超える観測期間中に,1,000を超えるプロミネンス放出現象を観測しています.
[国立天文台提供]
(「野辺山電波ヘリオグラフ特集 プロミネンス活動でみる太陽周期」記事参照)
【表紙デザイン】
スリランカ・エサラ・ペラヘラ祭(8月10日)
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