109巻9月号表紙

2016年9月号表紙

2016年9月号

【表紙図説明】
太陽観測衛星「ひので」の可視光磁場望遠鏡(SOT)によって観測された巨大黒点群(活動領域NOAA12192).今太陽活動サイクルにおいて最大の大きさまで成長した活動領域であり,2014年10月16日から30日までに6個の大規模フレア(Xクラス)を含む100個以上のフレアを起こした.ひので衛星はこの活動領域を継続的に観測して,ほぼすべての大規模フレアを観測した.(左)2014年10月24日における光球面視線方向磁場の空間分布.白が正極・黒が負極を表す.視野は280″×164″.(右)2014年10月25日に発生した大規模フレア(X1.0フレア)時にCa ii H線で観測されたフレアリボン.視野は217″×108″. (「ひので」10周年記念特集(2)記事参照)
【表紙デザイン】
みなみのうお座・フォーマルハウト(秋星:アキボシ)


「ひので」10周年記念特集(2)

「ひので」可視光・磁場望遠鏡10年の成果 末松芳法  蔵出し
「ひので」で黒点がどこまでわかったか? 久保雅仁  蔵出し
「ひので」/SOTによる日震学 長島薫  蔵出し
太陽光球面磁場から外挿される太陽コロナ磁場の3次元構造 井上諭  蔵出し
「ひので」/可視光磁場望遠鏡で迫る太陽フレア発生過程の謎 伴場由美  蔵出し
「ひので」観測が与えた太陽表面の微小磁気対流場に対するインパクト 飯田佑輔  蔵出し
「ひので」衛星により見え始めた熱的非平衡プラズマ 今田晋亮  蔵出し
「ひので」衛星の広報普及・教育活動 矢治健太郎・殿岡英顕・井上直子  蔵出し

EUREKA

「極」超新星爆発の瞬間:ガンマ線から中心エンジンの活動性を探る 大谷友香理  蔵出し

天球儀

《2015年度日本天文学会 天文功労賞(長期的な業績)》
変光星観測と共に歩んだ45年
永井和男  PDF
《2015年度日本天文学会 天文功労賞(短期的な業績)》
新しいPeriod Bouncer候補矮新星の発見
向井優  PDF
IAU・OAOの活動について—Astronomy for Everyone— 縣秀彦・Cheung Sze-Leung・Canas Lina  PDF

月報だより

月報だより   公開記事

天文月報目次一覧へ

天文月報ホームページへ