2005年2月号表紙 |
2005年2月号
【表 紙 説 明】 時刻26300(a), 26350(b) のブラックホール近傍の密度分布(カラースケール),等密度面(オレンジ),磁力線(赤線)を示しています.中心のブラックホール質量が10太陽質量とすると,図6a, 6bは実時間で5ミリ秒の変化に対応します.白矢印は同じ領域を指し示しており,細長い構造をした密度の高いガス塊(渦状腕)が中心ブラックホールに落ち込んでいることがわかります.磁場はガスと一緒に運動しているので,ガス塊の周りに揃った分布をします.このため,渦状腕の中では強い電流が流れています.密度の高いガス塊が中心に落ち込んで渦状腕が希薄な状態になると磁気リコネクションが発生します.(EUREKA参照)
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