2009年4月号
【表 紙 説 明】
すばる望遠鏡とあかり衛星で観測した70億年前の宇宙の銀河団RXJ1716.4+6708のパノラマ画像.上が北で左が東.左の大きな画像の一辺は6.5分角.すばる望遠鏡の可視光バンド(Ri'z')による三色画像の上に,あかり衛星の中間赤外線(15 μm)の明るさを等高線で表している.右側の小さな写真は,左の画像中に示したA~Cの領域のクローズアップである.あかり衛星による広い視野の赤外線観測は,銀河団周縁部に赤外線で輝く多くの銀河を発見した.これらの銀河は,銀河団およびその周辺環境における銀河の進化と大きな関係がありそうである.
(EUREKA記事「「すばる」と「あかり」による遠方銀河団の徹底調査」参照)
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