2010年10月号
【表 紙 説 明】
「すざく」で取得した木星のX 線イメージ.(上)0.2-1キロ電子ボルトの光子を積分したもの.四角は断面プロファイルを求めた領域(図4).丸は木星のサイズを表す.(下)左図と同様,ただし1-5キロ電子ボルトのもの.カッシーニ衛星による木星の可視光イメージ,木星の磁力線(実線灰),および衛星イオの軌道(実線黒)を重ねた.低エネルギーX線は木星本体からの放射と考えられるが,高エネルギーX線はそれよりも広がっており,木星の放射線帯とよく一致していることがわかる.
(EUREK「X線天文衛星「すざく」で見た惑星」記事参照)
天体写真提供:国立天文台
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