2006年10月号表紙 |
2006年10月号
【表 紙 説 明】
上:スターバーストによる双極巨大衝撃波モデル.1500万年前に起きた,銀河系中心における超新星10,000個相当のエネルギーを出したスターバーストによって,銀河ディスクを吹き抜けてハローに伝わる双極巨大衝撃波シェル (Bipolar Hyper Shells) のシミュレーション.衝撃波からのX線放射強度を,ディスクの星間物質による吸収を考慮して計算し,赤緑青をそれぞれROSATエネルギー帯に合わせてカラー表示したもの.観測結果を良く再現している.下:ROSATX線衛星による全天のソフトX線分布.赤緑青の色はそれぞれ 0.25, 0.75, 1.5 keV のX線強度を示す.図の中心が銀河中心.その上下にダンベル状の巨大な円弧が噴き出している.Snowden et al. による観測から.(シリーズ「銀河系は爆発したか?」参照)
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