2009年7月号表紙 |
2009年7月号
【表 紙 説 明】
右の図は「Chandra」衛星によって撮像されたSN 1006超新星残骸の3色合成X線画像.赤,緑,青は,それぞれ低(0.5-0.8 keV), 中(0.8-2.0 keV), 高(2.0-5.0 keV)エネルギーのX線に対応する.白の長方形の領域が2000年と2008年に観測された.左の図は,2000年の画像から2008年の画像を差し引いた結果.膨張の様子が残骸の縁に沿った黒いフィラメントとして見える.解析の結果,1年あたり0.5秒角(秒速5,000 km)程度膨張していることがわかった.
(EUREKA記事「X線でとらえた超新星残骸の膨張」参照)
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