2012年3月号表紙 |
2012年3月号
MAXIによる2009年9月10日から2011年12月10日の間の観測データを使った擬似カラー合成イメージを銀河座標系でプロットした(赤:2-4keV, 緑:4-8keV, 青:8-16keV).矢印と天体名は,これまでに検出されたブラックホール新星を表す.イメージ上のカラーは天体からの放射スペクトルによって変わるが,ブラックホール新星はソフト状態での軟X線放射を反映した赤色が強い傾向にある.緑色の文字の天体は観測期間にわたり定常的に輝いていたもので,そのほかは特定の時期だけ明るくなったものである.赤字で記した天体は,過去に存在が知られておらずMAXIの観測開始以後に新たに見つかったもので,そのうち三つはMAXIが初めて報告したため「MAXI J」という名前を冠している.
元画像は以下のURLで公開しています.
http://maxi.riken.jp/references/allsky201112/gsum_MJD55050-55905_BH_s.png
(EUREKA 「MAXIで見たブラックホール新星」記事参照)
参考画像はアメリカ・アリゾナ州のローウェル天文台(Clark_dome)です.
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