漢字コード・改行コードについて
(2005年9月23日更新)
(2009年6月30日更新)
早川基金の申請書類はネットワークから最新版をダウンロードして記入の上、提出していただくことになっています。書類相互のバージョン不一致がないように、委員会からは1種類のファイルしか提供しないことにしています。
委員会より提供しているLaTeXソースファイルは漢字コードがEUC、改行コードがLF(UNIX式)のみです。EUCコード対応のLaTeXがインストールされているUNIX/Linux上では、ダウンロードしたファイルがそのままコンパイルが可能なはずです。
しかしながら、WindowsやMacOSでは、これらの条件が異なるため単純にダウンロードしただけでは使用できない場合があります。これらについては、以下の対応を行ってみてください。また、できるだけ周囲の人に対応方法を尋ねてみてください。大学や研究所では、これらに詳しい人がまず間違いなくいます。解決できない問題があれば周囲に聞いて見るというのは研究者にとって重要な素養の1つです。
早川基金選考委員会や日本天文学会では、漢字コードや文字コードの変換方法についてや変換ソフトのインストール方法またはその使用方法についてのお問い合わせにはお答えできません。ご了承ください。
ブラウザによる対応
- ダウンロードにwebページブラウザを用いてください。この際に、ファイルを保存せずに「開く」や「表示」として画面に直接表示してください。
- ここで文字化けしている場合は、「表示」「エンコード」などのメニューから文字コードを日本語EUCに変更してみてください。また、自動でファイルが保存されてしまう場合も、ブラウザの「設定」「ファイル」などを開くと、拡張子によって変わる自動動作を変更できる場合がありますから、それで対応可能か試してみてください。
- 次に、適当なテキストエディタを立ち上げ、新規書類を作成するよう設定します。
- ブラウザの表示画面全体をマウスでドラッグ&ペーストして、エディタの新規書類に写します。
- エディタでファイルを保存します。
変換ソフトの利用
Windowsでは改行コードはCR+LF、MacOS(バージョン9まで)では改行コードはCRになっています。また、どちらも漢字コードにはShiftJISを用いています。したがって、適切な漢字コードおよび改行コードに変換する必要があります。UNIX/Linuxでも、システムで使用する文字コードの設定やインストールしたTeXの設定によって変換が必要になります。
変換ツールは多種ありますので、「漢字コード」「変換」などのキーワードで検索すると見つかります。Vectorや窓の杜などのフリーウェア提供サイトの利用も有益です。