天文月報

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2020年3月号

【表紙画像説明】
Jim Gunn博士の京都賞受賞を記念するワークショップ「広域スカイサーベイによる宇宙探査:天文学の過去から未来へ」が,2019年11月13日に東京大学鉄門記念講堂で開催されました.終了後の懇親会で撮影されたこの写真には,Jim Gunn夫妻を中心に,ゆかりの人々が写っています.中央にあるのは,授賞対象となったスローン・デジタル・スカイ・サーベイ(SDSS)で実際に使われたアルミ製の精密穿孔板(#2954)で,望遠鏡の視野中で分光対象となった640天体の位置に穴が開けられています.20本の光ファイバーユニット毎に差し込む穴を区画整理した線が見えます.プリンストンのSDSS主要メンバーのサインに加えて,日本参加グループ(JPG)メンバーが,この場でサインした特別な記念品です.

【表紙デザイン】
3月号は地球の様子を表現いたしました.水と緑の美しさを際立たせる為,背景の暗さや色の調整を慎重にいたしました.

EUREKA

弱重力レンズ効果と熱的Sunyaev–Zel’dovich効果による宇宙論と銀河団物理学
大里健
蔵出し
固体天体衝突現象を扱う数値計算法の開発と衝突による小惑星形状形成過程の解析
杉浦圭祐
蔵出し
すばる/HSCで探る宇宙星形成史の起源
播金優一
蔵出し

京都賞受賞記念企画

James Gunn博士とSDSS‒京都賞を祝福して
土居守
蔵出し
James E. Gunn博士京都賞受賞記念インタビュー
富田賢吾
蔵出し

IAUと日本

IAUと日本の天文学の100年 ―地上観測分野を中心として―(1)
岡村定矩
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SKYLIGHT

巨大通信衛星網による天文観測への影響
大石雅寿・鹿野良平
蔵出し

雑報

日本天文学会 早川幸男基金による渡航報告書
 7th International Fermi Symposium
鈴木寛大
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書評

ブラックホール宇宙物理の基礎
山田真也
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月報だより

月報だより
公開記事