104巻6号表紙

2011年6月号表紙

2011年6月号

数値シミュレーションで得た,バウンス後110ミリ秒後のエントロピー分布.この計算では,軸対称流体計算と同時にニュートリノの輻射輸送計算も行っている.色がついている部分が衝撃波内部.ニュートリノによる冷却と加熱が釣り合うゲイン半径(~100 km)と衝撃波(~300 km)の間で対流が成長している.対流のような効果は多次元計算によって初めて取り扱える.この対流は流体の降着時間を伸ばすことでニュートリノ加熱の効率を上げ,超新星爆発を起こすのによい働きを及ぼすと考えられる.
(EUREKA「ニュートリノ輻射輸送計算で探る超新星爆発メカニズム」参照)


特別会務案内

新法人への移行について 日本天文学会理事会  公開記事

EUREKA

ニュートリノ輻射輸送計算で探る超新星爆発メカニズム 諏訪雄大  蔵出し
活動銀河中心核を近赤外域で探る ~その手法の構築と候補天体の探索~ 高妻真次郎  蔵出し

天球儀

Gemini天文台の科学運用と装置開発計画の紹介 原著者:Scot J. KLEINMAN
Inger J/ORGENSEN
和訳:今西昌俊  PDF

書評

天文学の誕生 宮下 敦  PDF

雑報

日本天文学会 早川幸男基金による渡航報告書 “Geant4 Winter Course Tutorial with a focus on Physics, Medicine, Biology" 安田哲也  PDF
第41回天文天体物理若手夏の学校のお知らせ   PDF

年会

日本天文学会2011年秋季年会のお知らせ   PDF

寄贈図書リスト

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月報だより

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