天文月報

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2020年2月号

【表紙画像説明】
暗黒物質の対消滅ガンマ線の空間分布は密度の2乗を視線積分に沿って積分したもの(J因子)に従うと期待される.矮小楕円銀河の暗黒物質密度分布として種々のモデルが提案されているが,一例として,りゅう座矮小銀河についてNavarro-Frenk-White(NFW)モデルを仮定した場合のガンマ線輝度分布を示した.NFWはカスプ状の密度分布であり,この特徴を反映して中心部では急激にガンマ線フラックスが高くなると期待される.

【表紙デザイン】
輝く金星のイメージを描きました.

星震学特集

総説―星震学とは何か
髙田将郎
蔵出し
太陽型主系列星の星震学
Othman Benomar・関井隆
蔵出し
KIC 11145123の星震学: 内部自転,扁平率,進化過程
八田良樹・関井隆
蔵出し
γDor型変光星で見つかった自転の効果を強く受けた固有振動モードについて
斉尾英行
蔵出し
赤色巨星の星震学
髙田将郎
蔵出し

EUREKA

すばる望遠鏡で探る銀河の星形成最盛期のLyα輝線銀河
日下部晴香
蔵出し
ガンマ線での暗黒物質探査における矮小楕円銀河の空間広がりの効果
廣島渚
蔵出し

書評

太陽ってどんな星?
矢治健太郎
蔵出し

雑報

日本天文学会 早川幸男基金による渡航報告書
 2nd LAMOST-Kepler workshop
野津湧太
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月報だより

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